カフェインは頭痛を引き起こす!摂り過ぎは要注意!

どうも!沖縄県糸満市で頭痛専門の整体サロンをやっています、理学療法士・栄養カウンセラーのIPPEIです。
先日に下記のツイートをしました。
カフェイン頭痛
コーヒーを一日に3杯以上飲むと頭痛が出てくるというデータもある。
カフェインは鉄分の吸収を阻害するだけではなく、それ自体が頭痛の原因となる。
慢性頭痛のある方はコーヒーを好んで飲む方が多い。
カフェインは依存的になるため、それを知った上でうまく付き合う必要と良い。
— 上原 一平@頭痛解消セラピスト (@magokorogift) May 25, 2020
カフェインの摂り過ぎは頭痛を引き起こすということをご存知でしょうか?
カフェインの摂り過ぎは頭痛を引き起こすだけではなく、中毒にもなるので摂り過ぎは要注意です。
頻繁にカフェインを摂っていて、尚且つ頭痛持ちの方は、その頭痛の原因にカフェインが影響している可能性があることを理解しておきましょう。
コーヒー3杯以上で頭痛になる

コーヒー3杯以上で頭痛になる
これは一つの研究結果なので、必ずしも3杯以上で頭痛になるわけではありません。3杯以上飲んでも全然平気な方もいますし、逆に1杯でも強い頭痛に悩まされる方もいます。人の体は人それぞれ微妙に違います。
なので、コーヒー3杯というのはあくまでも目安なので、わずかな量でも頭痛や不調が出る方はさらに量を減らす、もしくは飲まないという選択肢ももっておくと良いです。
また、3杯以上飲んでも平気な人がしばらく続けていると頭痛を起こす可能性も考えられるので、コーヒー等のカフェインを含む物は頭痛等の健康被害を引き起こす場合もあるという事を知っておく必要があります。
考え方として、タバコを例に挙げてみましょう。
タバコは肺ガンや慢性閉塞性肺疾患(COPD)のリスクが高まるという事が一般的に知られているため、タバコを吸わないという選択ができるのです。
これがカフェインだと、
『カフェインが頭痛の原因になる』
という情報が一般的ではありません。
しかし、これが一般的に知られるようになるとどうでしょうか?
少なくとも、慢性的な頭痛に悩まされていて、尚且つカフェインを頻繁に摂取する方はそれを制限するかやめるのではないでしょうか?
さらに、慢性的な頭痛は将来的に脳梗塞等の大きな病気、後遺症の残る病気のリスクが高いという情報まで知るとどうでしょうか?
頭痛を持っていなくても、そのようなリスクを回避するために制限もしくはやめるのではないでしょうか?
頭痛は知ることで防げる不調の代表格だと感じています。
さらに言えば、頭痛からつながる病気も予防できることも考えられます。
ちょっとしたことを知るだけで防げるなら、知っておくほうがよいと感じます。
カフェインで頭痛が緩和されるケースでの問題点は?

頭痛
カフェインを摂ると頭痛が軽くなるという人もいるのも事実です。
ですが、それは「カフェインが頭痛を治している」解釈では良くないです。
そのような方の場合はすでに『カフェイン中毒』になっている状態が考えられます。
例えば、普段からタバコを吸っている人が、タバコを吸っていない時にイライラしやすくなり、タバコを吸うと落ち着くみたいなものと同じです。
この場合、『タバコはイライラを止めるから健康に良いものだ』と考える方はほとんどいないでしょう。
カフェイン中毒になるとそれと同じような状況が起こっているのです。
つまり、カフェインを摂っていないと頭痛がして、カフェインを摂ると頭痛が落ち着くという状態です。
この状態をどう捉えるかは人それぞれですが、個人的にはこの状態は中毒の状態で、薬物依存と似たような性質があると考えています。
これが進むとカフェインが手放せなくなり、常に飲んでいないと安定した状態を維持できないという事態に陥ります。
頭痛や眠気解消のためにカフェインを摂る方は生活スタイルの見直しを

頭痛や眠気解消のためにカフェインを摂る方は生活スタイルの見直しを
僕も以前はそうでしたが、眠気覚ましとしてカフェイン(僕の場合はコーヒー)を毎日摂るような状況がありました。
臨床実習期間のレポート作成に追われ睡眠時間が確保できず、睡眠不足による眠気をごまかすためにコーヒーを飲んでいました。あの時期は大変だった。。。
僕の場合は2ヶ月程だったので、大きな問題にはつながらなかったと考えていますが、2ヶ月どころではなく年単位で毎日カフェインを摂取している方も少なくないです。
仕事や勉強等、踏ん張りどころではこのような手段で乗り切るのも一つの方法と思われますが、長期間続くのは考えもののような気もします。
頭痛も、睡眠不足も、基本的には日常生活に原因が隠れています。
日常生活を見直せないと常にカフェインであったり、痛み止めのお薬であったり、何かしらの方法でその都度その場しのぎを繰り返し続けます。
その結果、頭痛を引き起こしたりお薬が効かなくなったりといったさらなる問題を引き起こします。
その場しのぎは問題を先送りにしているだけではなく、その問題をさらに大きくしてしまいます。
頭痛や眠気、その他の不調につながる日常生活の問題点を見直すことができるようになると良いですね。
カフェイン以外にも様々な原因があるので、ぜひこちらも合わせてお読みください。
【頭痛回避】朝食のバナナやパンがヤバイ!!朝食は重要
動画での解説
まとめ
・カフェインは頭痛を引き起こす
・コーヒーを3杯以上飲むと頭痛を引き起こす
・カフェインで頭痛が緩和される人は『カフェイン中毒』の可能性あり
・眠気覚ましはカフェインに頼るのではなく、日常生活の見直しを
僕は1週間に1杯ほどコーヒーを楽しみます。
毎日欲しいとは思わないことと、飲む時間帯によっては不眠につながり、翌日の睡眠不足を引き起こし、生活リズムが狂ってしまうという理由でほとんど飲むことがありません。
頭痛を起こす人で、カフェインが影響しているタイプの人はほぼ毎日カフェインを摂っている方が多いです。
言い方は良くないですが、いわゆる依存状態です。
「頭痛は良くしたいけど、カフェインを摂らないのはチョット…」という方も少なくありません。痛みが出ることをわかってそれを摂取するという心理状態です。
その人にとっては、これはこれで良いのかもしれませんが、僕個人の感覚としては信じられません。
この感覚の違いを生み出す一つの理由が『知識』だと思います。
知識は行動につながります。
また、無知も行動に繋がります。
同じ行動でも進んでいく方向は大きく異ります。
どちらにしても選ぶのは自分自身です。
僕は不調に悩まされない人生を生きたいと思っているので、不調を起こすリスクは可能な限り排除します。あなたならどうされますか?
この記事によってカフェインによる頭痛に悩まされている方が減ることを願います。