60代女性、ヒザが痛くてしゃがめない、立ち上がれない

どうも!沖縄県糸満市で頭痛専門の整体サロンをやっています、理学療法士・栄養カウンセラーのIPPEIです。
ヒザの痛みはとても厄介で、仕事をする上でも立ち座りが多い職業だと大きな負担となります。また、動くことがおっくうになり、活動量も減り、気持ちも落ち込みやすくなります。
転んだり接触したり等といったできごとがない場合、痛みの原因の多くはヒザだけではなく、足首や股関節といったヒザからは離れた箇所にも存在することが非常に多いです。
今回のケースではしゃがむとヒザが痛くて立ち上がれないというお悩みでのご相談でした。
60代となると痛みを訴える箇所だけではなく、何かしらの問題を持っている事も多いですが、案の定、足首や股関節にも異常がみつかりました。
毎回徐々に良くなっていき、3回目でしゃがんだ状態からほとんど痛みが無く立ち上がれるようになりました。
痛みはヒザでも、原因はヒザではない

痛みはヒザでも、原因はヒザではない
ヒザの痛みでも肩でも腰でも、痛みを感じるとそこに何かしらの問題が起こっていると考えるのが普通です。
ですが、身体の作りはおもしろくて、全身がボディースーツのように繋がっています。
そのため、どこか一部が破損(ケガや使い過ぎ)したり等の問題が起こると、人間の身体の場合はある程度修復されます。
ですが、完全に元通りというわけではなく、修復する過程で筋膜がかたまった状態のままになったりします。
そのかたまりが時間をかけて徐々につながりのある箇所に悪影響を与えていきます。
足首の捻挫は一般的であると同時にヒザや腰の痛みを引き起こす

足首の捻挫は一般的であると同時にヒザや腰の痛みを引き起こす
足首の捻挫はスポーツ選手はもちろん、スポーツをしない人にもよくみられるケガの一つです。ご自身でも経験された事はあるのではないでしょうか。
捻挫は軽く見られがちですが、靭帯が損傷している状態です。
個人的には足首の捻挫が将来的にヒザや腰の痛みにつながることを知っているので、ケガをした際にはしっかりと治して日常生活に復帰してほしいと考えています。
足首と股関節のかたさがヒザの痛みにつながっていた

足首と股関節のかたさがヒザの痛みにつながっていた
今回のケースではヒザ自体にもかたさはみられました。
ヒザ周囲のかたさをとるとしゃがみ込む時や立ち上がる際の痛みは軽くなるものの、まだまだ痛みが残っていました。
多くのケースでもこのような感じです。
なので、ヒザ以外の問題点も見つけ出して対処していく必要があります。
そこで、問診で伺っていた捻挫をしたことがあるという右足首をチェックしていきます。
チェックするとしっかりありました。
とてもかたさが強く滑りも悪い箇所がみつかりました。そのようなところは施術をすると針で刺されたような強い痛みを感じます。
ヒザの痛みを解消するためにもかたく滑りの悪い箇所は取り除く必要があるので、ちょっとばかし頑張ってもらいます^^;

筋膜の調整と栄養療法
かたさを取り除くとさらにしゃがめるようになり、立ち上がる際の痛みも軽くなりました。ご本人は驚きと嬉しさのあまり「ありがとう!」を連呼されます(笑)喜んでいただけるのはとても嬉しいことです(^^)
1度では消え去りませんでしたが、3回目にはほとんど消え去り喜んでもらえたのはとても良かったです(^^)
まとめ
・ヒザの痛みは活動レベルを下げる
・ヒザの痛みの原因はヒザから離れたところある
・何十年も前の足首の捻挫が痛みの原因となることが多い
・3回目で痛みはほとんど消える
50代や60代、中年以降の方でヒザの痛みでお困りの方はとても多いのですが、安静にしているだけで痛みが消えることはあまり見られません。
結果(痛み)には必ず原因(筋膜のかたさ、栄養状態)があります。
この原因を取り去らずに放っておいても結果(痛み)は変わりません。
ヒザが痛んでいてもその原因(筋膜のかたさ、栄養状態)をみつけられる方はとても少ないです。
当サロンは頭痛専門ですが、元々理学療法士でもあり、ヒザの痛みでお困りの方を多く見てきました。今現在でもヒザの痛みでお困りの方が多く来られます。
ヒザの痛みがなくなることで活動範囲が広がります。
痛みを取り去り人生を良い方向へ変えていきましょう!