【頭痛回避】朝食のバナナやパンがヤバイ!!朝食は重要

どうも!沖縄県糸満市で頭痛専門の整体サロンをやっています、理学療法士・栄養カウンセラーのIPPEIです。
先日にこのようなツイートをしました。
【朝食のパンはヤバイ】
僕は理学療法士という国家資格を持ち、頭痛専門の整体サロンで施術以外にも栄養療法を重要視しています。初回は必ず食生活を確認します。
その中での共通点として、慢性的になればなるほど、朝食にパン(食パンや菓子パン)や果物(主にバナナ)を食べている方がとても多い
— 上原 一平@頭痛解消セラピスト (@magokorogift) February 1, 2020
このような方はパンやバナナから、卵(2〜3個)にシフトするだけで頭痛が軽くなったりする。
言葉で言うのは簡単だが、本人にはこの変化がかなりしんどい。
なので、様々な角度からタンパク質の必要性と、パンとバナナのリスクを説明して可能な限り知識を身につけさせるとハードルが下がり取り組める
— 上原 一平@頭痛解消セラピスト (@magokorogift) February 1, 2020
食べ物によって体調は大きく変動します。食べるものによっては頭痛やその他の不調を引き起こす最大の要因にもなりえます。何を食べるようにして、何を食べないようにするかはとても重要。その中でも朝食で何を選択するかは人生を左右する。
何も難しくはない。
頭痛を例にすると、慢性的になればなるほど朝食に共通するポイントが見られる。それがパンや果物である。
パンや果物を食べるかどうかは本人が決めれば良い。
しかし、傾向としてパンや果物を朝食で食べている人で慢性的な頭痛になっている方は少なくない。
更に言うと、頭痛以外にも、
・痩せられない
・朝起きられない
・頭がスッキリしない
等の、病気ではないけど絶好調でもない人は多い。
パンや果物から卵(2~3個)にシフトするだけで頭痛が軽くなる方は多い。
デフォルトになっている生活に変化を加えるのはしんどいが、現状を変えるためには行動するしかない。
なぜパンや果物がヤバイのか?

なぜパンや果物がヤバイのか?
パンや果物の最大の問題点は、そこに含まれている『果糖』である。
パンは菓子パンはもちろん、食パンであっても製造過程の中で砂糖が使われており、砂糖にはブドウ糖と果糖がそれぞれ50%ずつ含まれている。
果糖はブドウ糖と比べて『糖化』(体をコゲさせる反応、タンパク質を壊す反応)させる力が10倍強い。
糖化は、糖がタンパク質にくっついて、タンパク質が働けないようになる。
タンパク質は筋肉だけではなく、血液、神経、インスリン、インスリン受容体等、全身の構造や働きに関わる。
頭痛は実は一部の症状でしか無い。
実際は体の中では様々な部分で不具合が起こっている。自分が気づかないうちに。
果糖による頭痛への影響は糖化に伴う血糖の変動のコントロール不良によるものである。
インスリンホルモンも、それにくっつくインスリン受容体もタンパク質が関与する。糖化によりこの機能が正常な働きができなくなり、血糖の乱高下といって、血糖値の急激な上昇と急激な低下を起こる血糖のコントロールがうまくできず、それによるコルチゾールなどのホルモンの分泌等が起こる。
それによって血流の低下による肩こり・首こりにつながり、結果的に頭痛を発症となる。
頭痛は様々な原因が考えられています。
実際に、果糖だけがすべての原因ではなく、多くの場合は様々な原因が複合しているケースがほとんど。
なので、この朝食のパンやバナナががすべての原因ではないが、実際にパンやバナナから卵に代えるだけで頭痛が軽くなる方が多いというのを考えると、慢性の頭痛が果糖による影響を受けている方が多いというのが分かる。
頭痛を早期に解消させたいと考えている方は朝食にパンや果物、フルーツグラノーラなどの糖質(特に果糖)が多く含まれていないかを見返してみると良い。
このような朝食を摂っている方は筋膜にも異常がある

このような朝食を摂っている方は筋膜にも異常がある
慢性的な頭痛の方の多くにパンや果物を摂っているケースが多いという事はすでに述べました。
それに伴って、歯ぎしりや食いしばりを日頃から起こしている方が多い傾向にあります。。
その理由は先ほども記載した血糖値の変動によって発生するホルモンの影響を受けます。
低下しすぎた血糖を正常値に戻すために発生するコルチゾール等のホルモンの影響を受けて、このホルモンが出てくる際に歯ぎしりや食いしばりが発生します。
歯ぎしりや食いしばりは、噛むための筋肉がムダに働いている状態です。
噛むための筋肉はほっぺたから耳の下あたりにある筋肉やこめかみから耳の上にある筋肉が影響します。
なので、こめかみあたりの頭痛を感じている方が多くいます。
このようなケースだと大元の原因は栄養的な問題ですが、栄養的な問題から筋膜の異常を作り出してしまうため、栄養的なケアだけではなく筋膜もケアも同時に行う必要があります。
栄養的な問題は筋膜の異常も作り出して、症状をより複雑化させてしまいます。
作り出された弊害も処理する必要がでてくるので、できるだけ栄養的な問題からの副産物を作り出さないようにしたいものです。
動画でも解説しております⬇
まとめ
・朝食のパンや果物はヤバイ
・糖化の影響により血糖の調整がうまくできなくなる
・血糖調節がうまくいかないために不必要にホルモンを作り出してしまう
・歯ぎしりや食いしばりによっても頭痛が発症する
夕食から朝食までの間は長い時間開きます。
長時間空いた空腹時に糖質が入ってくると血糖の上昇は恐ろしいほど上がります。急激に上がるほど糖化を起こしやすくなります。
慢性的な頭痛の原因は色々と言われていますが、現代においては糖化の影響はとても大きいように感じます。
何も知識を持たず、考える事が無ければ自然と糖質の摂取量は増えて糖化が起こりやすいのが今の世の中です。
一人ひとりがそのような環境になっていることを理解して、日頃から食べるものを考えていく必要があります。