添い乳による肩コリに悩む女性。原因と解消法を解説。

どうも!沖縄県糸満市で頭痛専門の整体サロンをやっています、理学療法士・栄養カウンセラーのIPPEIです。
産後の女性の皆様、日々の子育てご苦労さまです。
授乳中の方だと、まだまだ夜泣き等でぐっすり眠れないことも多いのではないでしょうか。
夜中に子どもがぐずりだすと寝ながらの授乳になることも少なくないかもしれません。それが続くと肩コリや首コリが出てきてスッキリしない状態になったりしていませんか。
寝ながらの授乳(添い乳)になると、その姿勢の特徴から筋膜のいくつかのポイントがかたくなっていて、それが原因で肩コリや首コリにつながります。
先日の来られた産後のママさんは、毎晩寝ながらの授乳となり肩コリ・首コリで悩まされており、首を一定の方向に動かすと痛みもありました。調べてみると肩や首だけではなく、体幹もかたくなっていました。
首や肩、体幹の筋膜を整え、軽い運動を行うことでコリと痛みが解消されました。
添い乳の姿勢は身動きとれずにきつい

添い乳の姿勢は身動きとれずにきつい
寝ながらの授乳は同じ姿勢を取り続けないといけないのでツライのですが、特に夜中だと眠いし、子どもが寝てくれるように無駄に動かないように意識したりしないでしょうか?
子どもの身長にもよりますが、ある程度大きくなると自分の脚や体幹を曲げることができずに直立したような状態となるため、体を支える面積が少なくとても不安定な状態なので、それを無理矢理動かないでバランスをとろうとするために体には無駄な力が入っていしまいます。
それが続くことで肩コリや首コリにつながっていきます。
枕の高さも影響する

枕の高さも影響する
枕は重要です。
理由としては、寝ながらの授乳は横向きで行うことが多いので、枕がないと首が倒れた状態となるため、負荷が大きくかかります。上記のきつい姿勢と合わさることが多く、より肩コリや首コリを助長させる要因です。
※授乳中に限らず、枕は自分に合った枕を使うことが大切です。
参考までに、下記の画像は負担の少ない枕の高さの目安になります。

枕の高さ
高さの合わない枕を使われている方はバスタオル等を折り曲げて高さを調整すると良いです。
簡単セルフケア
今回のケースでは首・肩・体幹のいくつかのポイントが有りました。このポイントを調整すると、痛みやツッパリ感が消えて、頭を右に傾けると痛みがあり動きづらかったのが、反対側よりも大きく動けるようになりました。
ポイントは、
両肩(特に肩の内側1/3と外側1/3)

両肩(特に肩の内側1/3と外側1/3)
首

首
ワキ

ワキ
これは今回のケースに限らず多くの方でもみられるポイントなので、肩コリや首こりに悩まされている方はチェックしてみてください。
セルフケアでも行える箇所なので、肩コリや首コリのある方は、少し痛みが出るほどの強さで30秒〜1分ほどケアしてみてくださいね。
まとめ
・寝ながらの授乳は肩コリや首コリにつながる
・動けない状態や枕の高さが合わないと肩コリや首コリにつながりやすい
・首や肩、体幹のいくつかのポイントがあり、授乳中に限らず多くの方に当てはまる
個人的には子育ては最もハードワークだと思っています。
どうにかサポートしようと思っても、男では授乳だけはどうにもなりません…。
できることは嫁さんの体のケアぐらいです。
僕の考えでは子育ては家族みんな(兄弟、祖父母)で行うほうがストレスが少なく、子どもにも良い影響がるのではないかと感じます。
女性が元気だと家庭が明るく元気になります。
子育ては大変で時にはとてもきつく感じるかもしれません。ですが、家族皆で取り組めばそうきつくはないはずです。
我が家も絶賛奮闘中です(笑)
話はそれますが、産後の子育てには栄養を満たしてあげることが最重要です。
これは次に書きたいと思います。
今後も、皆が楽しく子育てを行い、楽しく生きれるようにサポートしていきます。