【原因は40年前の捻挫】立ちっぱなしで腰痛発生。筋膜と栄養

どうも!沖縄県糸満市で頭痛専門の整体サロンをやっています、理学療法士・栄養カウンセラーのIPPEIです。
立ち仕事をしていて腰痛に悩まされるようなことはありませんか?
何十年も前の足首の捻挫やヒザのケガなどが現在の腰痛の原因になることは多々あります。
このような腰痛の場合、いくら痛みを感じている腰を治療していても良くなることはありません。施術やら注射やらで治療を受けたとしても、数時間後もしくは数日後には元に戻ります。
人の体は筋膜で全身が覆われており、体の一部の筋膜(例えば足首やヒザの筋膜)が異常を起こすと、そこから異常が拡大して、最終的に腰や肩の痛みの原因になります。
異常がある筋膜の特徴は、とてもかたくて動きが悪く、触ると刺されるような強い痛みを感じます。
今回は40年以上前に足の捻挫を何度も繰り返している方でした。捻挫した箇所だけではなく、スネやヒザまで筋膜の異常が広まっており、そこの調整をすると痛み無く動けるようになりました。
40年以上前の捻挫が痛みの原因になる?

40年以上前の捻挫が痛みの原因になる?
不思議に思う方が多いですが、人間の身体の構造の一部である筋膜が全身的につながっている事は多くの研究から分かっており、その筋膜の一部に異常が起こるとつながっているいずれかの部位に異常が行き渡ります。
特に足首の捻挫は厄介で、捻挫をしても痛みは引いていくのですが、傷めた時の炎症等で筋膜がかたくなります。炎症が引くと痛みは感じなくなるのですが、かたまった筋膜はそのまま残っております。
※捻挫をした記憶が無い方もいますが、足首の靭帯の緩みを確認するテクニックを使えばすぐに分かります。
それが時間が経つにつれて徐々に異常を広げていきます。立ちっぱなしが多い方の腰痛はこの足首の筋膜の影響からきている事が非常に多いのです。
足首の捻挫は多くの方が一度は経験されたことはあると思います。
長引く痛みをお持ちであればその捻挫が原因かもしれません。
痛みを感じているところに原因は無い

痛みを感じているところに原因は無い
腰痛で病院でみてもらう場合につく診断名は、
・腰椎椎間板症
・腰椎椎間板ヘルニア
・筋筋膜性腰痛
・脊柱菅狭窄症
等と診断されることがほとんどです。
このような診断名がつくと「問題は腰」と思い込んでしまいがちです。
慢性的な痛みを持っている方は、病院や整骨院などに通われているケースが多いです。
その多くは痛みを感じている箇所に対しての治療は行っていますが、慢性的な腰痛を抱えている方は腰に原因が無いことがほとんどです。
原因ではないところにいくら治療を施しても痛みは消えません。原因を見つけ出して、それを解消させる必要があります。
今回のケースでは両足の捻挫が原因でした。
40年以上も前なのでやや複雑になっていましたが、筋膜を調整することで痛みは解消されました。
腰痛の原因は様々だが、多くは筋膜の問題と栄養状態が関わっている

筋膜✖栄養
慢性的な痛みは筋膜が影響する事が多いのですが、それ以外にも栄養状態が影響することもあります。記事はコチラ⬇
治療をうけても治らなかった腰痛。ジュースやめたら治った。
筋膜の問題や栄養の問題が関わる事はまだまだ知られていません。筋膜の認知度はやや高まっているように感じますが、栄養状態が関わることはほとんど知られていません。
これは僕が専門的にみている頭痛でも同じで、栄養状態の悪さは痛みにも大きく関係します。
まとめ
・慢性的な腰痛は筋膜の問題であることが多い
・筋膜の異常は痛みを感じているところから離れたところにある
・特に、何年も前の足首の捻挫は腰痛の原因になる場合が多い
・腰だけを治療していても痛みが良くならない場合は腰以外のところに原因が隠れている
・栄養状態の悪さも腰痛の発生に大きく関係する
慢性的な腰痛があり、病院や整骨院に通っても良くならない場合、何が原因になっているかが分からないので不安ですよね。
当サロンでは理学療法士としての知識と技術だけではなく、認定の栄養カウンセラーとしての知識も備えておりますので、色々な角度から原因を見つけることが可能です。
不安を抱えたまま日常を過ごすことは痛みとしての身体的ダメージだけではなく、メンタルストレスとしてもダメージを受けます。
※この時期は忙しさによるストレスや栄養状態の悪さからギックリ腰が多発しますので注意されてください。
痛みの原因を見つけ出すと同時に痛みも解消させ、痛みのない快適な日常を手に入れてみてはいかがでしょうか?
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