【頭痛解消】長年の頭痛には栄養療法が効果的!方法を解説。

どうも!沖縄県糸満市で頭痛専門の整体サロンをやっています、理学療法士・栄養カウンセラーのIPPEIです。
当サロンでは長引いている頭痛を解消するために最も効果的な【食事と栄養面の見直し】だと考えております。
整体サロンで、理学療法士が行う栄養療法に疑念を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は『オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル』という試験に合格しております。
これまでに頭痛でお困りの方は、数年ほどの方から50年以上も悩まされている方を見させていただきました。多くが頭痛専門の病院やその他の施設で治療を受けても頭痛が解消されていない方ばかりです。
治療を受けても症状が残っている方で、当サロンに相談に来られる方で頭痛を解消させた方全員が『栄養療法』に取り組んだ方です。
『栄養療法』による頭痛解消はまだまだ一般的ではありません。知らない人がほとんどでしょう。
ですが、実際に症状を軽くしたり消したりするという事が起こっております。
一般的ではない事が非常識というわけではありません。ただ単に人間の身体は複雑で、食事や栄養の摂り方による身体の変化が知られていないだけです。
今回は頭痛解消の流れと、よく見られるパターンの解消方法をお伝えします。
頭痛と栄養の関係

頭痛と栄養の関係
頭痛と栄養の関係は色々と言われております。当サロンで頭痛を解消させたかたをまとめると、3つの栄養素によって影響されていることがわかりましたので紹介します。
タンパク質不足

タンパク質不足
これが当てはまる方は全員です。当サロンに来られる方で頭痛になる方は例外なくタンパク質不足です。
食べてるつもりでも、足りていないのが現状です。
また、日常的なストレスが多いと、抗ストレスホルモンを作るためにタンパク質が必要になります。
摂っているタンパク質が少なくて、ストレスによって消耗されるタンパク質が多いとなると、体内にあるタンパク質はどんどん無くなっていき、頭痛だけではなく、内臓の不調等、様々な症状を引き起こします。
タンパク質の記事はコチラ⬇
タンパク質の大切さ。【栄養カウンセラー】が現場で感じるもの
プロテインを子どもにあげても大丈夫!?【結論】たくさん飲もう!!
鉄分不足

鉄分不足
タンパク質同様に鉄分の摂取も少ないことケースがほとんどです、鉄不足の状態も頭痛を引き起こします。
鉄不足があると筋肉への酸素供給量が低下し、その酸素が不足するとエネルギーを作り出すことができずに、エネルギー不足となった結果、筋肉のかたさが発生し、最終的に頭痛となします。
もう一つの理由が自律神経との関係です。
酸素不足があると、交感神経を多く働かせることで心拍数を増やし、血液を循環させて酸素を贈ろうとします。
しかし、交感神経が活発になるとアドレナリンが増えて血行が悪くなると言われており、血液の循環が滞り、首や頭、顔周りの筋肉がかたくなり、頭痛につながります。
鉄不足は自律神経、特に交感神経と関連して頭痛の発生につながります。
月経のある日本人女性のほとんどが鉄不足とも言われているため、慢性的な頭痛を抱えている方は鉄不足を疑ってみるのも、頭痛解消のための手段かと思います。
※鉄不足は同時にタンパク質不足でもあるので、仮に鉄サプリを摂るのであれば、肉や卵、プロテイン等で積極的にタンパク質も摂っておくと良いです。
糖質過多

糖質過多
糖質を撮り過ぎると『機能性低血糖』の状態に陥ります。
糖質を摂り過ぎると血糖値は上がるのでは??と思うのではないでしょうか?
糖質を摂っていると血糖値が急激に上昇します。急激に上昇した血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが出てきます。
急激に上がった血糖値はインスリンの作用によって急激に血糖値が下がっていき、普段安定している血糖値よりも下がりすぎる状態です。
様々なタイプがありますが、多くは血糖値が下がっていく時に頭痛が発生します。
早い方だと接種後30分前後、遅い方だと4〜5時間後に出てきます。
血糖値が下がるタイミングはタイプによって異なるので、一概にどのタイミングで下がるとは言い切れません。
どちらにせよ、糖質の摂り過は頭痛の発生に関わります。
※当サロンのデータでは、子どもの頭痛は糖質の摂り過ぎが影響していると考えられます。
糖質に関してはコチラの記事をどうぞ⬇
【非常識】バランスの良い食事は体のバランスに合っていない
元NMB48の山本彩さんも【糖質制限】失敗しない方法を解説
『野菜は意識して摂る』、別に良いことではない

『野菜は意識して摂る』、別に良いことではない
無農薬や自然栽培の野菜であれば良いのですが、今の日本では野菜に含まれる栄養素がほとんどありません。野菜を大量に食べても微量な栄養素しか含まれておりませんし、人間の体にとって最重要なタンパク質はほぼ入っていません。
『野菜は健康に良い』は半世紀以上も前の話しです。
当サロンに来られる方は食生活を意識されている人も少なくありませんが、それでも頭痛に悩まされているのです。食事メニューを聞くと食材豊富(主に野菜)で一見栄養満点、体に良さそうな印象を与えますが、分子栄養学的な観点、身体の生理学・生化学的な観点から考えると栄養失調になるメニューです。
野菜農家さんが聞くと怒り出すかもしれませんが、現在スーパーなどに出回っている野菜は栄養的にはとても少ないと考えられますので、積極的に摂る方が良いという考えは見直す方が良いと思います。
※野菜が体に悪いという話ではありません。
頭痛を解消させるもの、悪化させるもの
頭痛解消に効果的なもの
・タンパク質(肉、魚、卵、プロテイン)
・鉄分(肉、卵、レバー、鉄サプリ)
か特に効果的です。
その他には、
・マグネシウム(海藻類、大豆製品、ごま等)
・ビタミンB群(肉、魚、大豆製品)
が効果的と考えられています。
ストレスの強い方はマグネシウムが効果的な事も多いですが、慢性的な頭痛を持った方の多くは様々栄養素が不足しているので、単一の栄養素を摂れば良いという事は殆ど無いので、自己分析しつつ食材を選ぶ必要があります。
自分では分からない方はご相談ください。
頭痛を発生させるもの
・糖質過多
・ストレス
これがほとんどです。
その他には、
・コーヒー
・添加物
等も考えられております。
まずは糖質摂取量を減らし、極力ストレスのかかる環境から身を離す等のストレスマネジメントが必要になります。
糖質過多はとストレスは酸化ストレス(身体を錆びつかせる)を増やし、頭痛だけではなく様々な病気の原因にもなります。そのため、頭痛を発生させるものを避ける行為は病気の予防にもつながります。
まとめ
・慢性的な頭痛は食事や栄養との関連が強い
・多くは、タンパク質と鉄分の不足、糖質の摂り過ぎ
この辺を見直すだけで頭痛を解消される方は非常に多いです。
頭痛解消には栄養療法が非常に効果的で、知識を持って見極めることができれば、自分自身の取り組みだけでも頭痛を解消させることは十分に可能です。
しかし、中には複雑なタイプも存在することも事実で、その場合には毎日のように食事内容の確認と訂正を繰り返す必要があります。
日常を追わないと見えない部分は多々あります。
頭痛解消できると、本当に気持ち良く日常を過ごすことができます。
笑顔が増えます。
家族に優しくなれます。
幸せを感じられるようになります。
やりたいことをやれるようになります。
頭痛解消は、大きな病気の予防にもつながります。
予防は大切です。
頭痛にお悩みの方はお早めに取り組まれてください。
一人ではどうしようもないという方はお気軽にお問い合わせください。