【驚き!!】注射も効かない腰痛は腕や足のケガが原因だった!?

ども!!沖縄県糸満市で頭痛専門のサロンをやっております、理学療法士・栄養カウンセラーのIPPEIです。
ひどい腰痛があると注射による治療を行う場合がありますが、それが効かない、もしくは効いてもその日だけというような事は度々見掛けます。
腰痛に限らず、肩の痛みやヒザの痛みにも注射による治療が行われる事がありますが、効果がイマイチなこともあります。
このような場合には、その痛みを感じている箇所(今回は腰痛)に原因があるのではなく、そこから離れた箇所に原因が隠れていることがほとんどです。
原因となる箇所は痛みを感じていない事が多いため、気づかれない事も多々あります。
この離れた箇所からの影響を受けているのが筋膜です。
注射やその他の治療や施術(骨盤矯正など)を受けても効果を感じられない場合は、筋膜を整えることで痛みの解消が期待できます。
今回は数年前からの腰の痛みと時々脚にシビレを感じている方でしたが、何年も前にケガをしたことのある腕や足の筋膜を整えることで痛みがほとんど解消されました。
全身がつながっている、それが筋膜

筋膜の異常のイメージ
画像のように、筋膜は全身がボディースーツのようにつながっており、どこかに異常が起こるとその異常が身体のいたるところに広がっていきます。
この異常は普段は痛みを感じていないので、見逃されてしまい痛みが慢性化してしまう場合は非常に多く見られます。

何年も前のケガや不調が影響する
この筋膜の異常は、
・ケガ
・手術の傷跡
・喘息やお腹の痛み
等で起こることが多く見られます。
これは時間が経てば解決するという問題ではなく、今回のお客様は約20年前の腕のケガと、約10年前の足首のケガによってできた筋膜の異常でした。
ケガをするとギプスやシーネ、サポーター等で保護しますが、その固定も筋膜の異常につながる要因となります。
骨折等の大きなケガの場合には固定が必要となりますが、その治る過程で筋膜の異常もできあがってしまいます。
固定期間が無駄に長いと筋膜の異常を強めてしまい、長期的に見ると別の箇所への痛みの原因を作ることになってしまうので、筋膜の異常という視点から考えると、固定が必要な場合でもケガの治り具合に応じて外していく必要がありますが、病院で処方されている場合は担当のお医者様とご相談しておくと良いです。
また、固定(特にサポーター)は恐怖感を和らげるといった効果がある反面、それが依存的になることも少なくないので、頼るのは必要最低限に留めるほうが良いかと考えます。
僕は理学療法士をしながらスポーツトレーナーとしても活動していた経験があり、全国春高バレー、全国高校サッカー選手権大会、全国インターハイ(サッカー)、少年国体(サッカー)等でチームをサポーターしておりました。
その経験から、スポーツをされている方で足首の靭帯損傷(いわゆる捻挫)を起こすと、靭帯は完全には修復されないためプレー中に捻挫を繰り返す恐れがありますので、その際には日常生活での固定は極力控えて、プレーする時のみ使用するほうが、筋膜へのリスクは軽くなることが分かりました。
スポーツに限らずですが、ケガは早めの対処が後々に大きく影響するので、何かしらのケガや痛み、不調を抱えている方は早めに対処されることをオススメします。
普段は痛みを感じないが、触ると強い痛みを感じる

普段は痛みを感じないが、触ると強い痛みを感じる
筋膜の異常が起こっても普段は痛みを感じない事が多いのが特徴の1つです。多くの場合がそうですが、痛みを感じていないとそこが原因とも思いつかないですし、対処も使用がありません。
しかし、異常がある筋膜を調整すると鍼で刺されたような鋭い痛みを感じます。
今回のお客様は、腕と足首に筋膜の異常が見つかり、そこを調整する際には強い痛みを感じていました。
調整から数十秒経つと徐々に痛みが軽くなり、調整後は腰の痛みがほとんど無くなり、大きく動けるようにもなりました。
痛みを感じていない箇所を調整して身体が変化するので、驚かれることがよくあります。
身体は不思議ですが、そこがおもしろさでもあります。
痛みを感じている方が自分自身で見つけ出すことができれば良いですが、ここは専門的な知識と技術が必要になってくるので、筋膜の調整をしている専門家にみてもらう必要があります。
まとめ
・注射やその他の治療・施術に効果を感じない時は筋膜に問題が起こっている可能性が高い
・筋膜の異常は痛みを感じている箇所から離れた箇所に見つかることが多い
・筋膜の異常は以前のケガ、手術の傷跡などの影響を受ける
・今夏のお客様は腕と足首の調整で腰痛がほとんど解消された
人の身体はとても複雑でまだまだ分からない事が多々ありますが、筋膜の異常が痛みと大きく関係していることが発見されたことはとても良いことだと思います。
痛みは身体を守るための反応ではありますが、とても不快なので極力感じたくないのが人の本心だと思います。
痛みが長引いてしまい、様々な治療や施術を受けても効果を感じない場合は筋膜の調整ができるセラピストへご相談ください。