立ちっぱなしで腰痛になる方、お尻の筋膜リリースが効果的。

お仕事や家事、長時間立ちっぱなしで腰が痛くなることはないでしょうか?
立ちっぱなしの腰痛はお尻の筋膜がかたくなることで腰痛につながることがとても多いです。
お尻の筋膜を調整することでツライ腰痛から開放され、快適な状態でお仕事や家事を進めることができます。
年末にかけてお仕事が忙しくなる人、大掃除などで忙しくな方はお早めに対処されてください。
先日来られた男性のお客様は、仕事で数時間立ちっぱなしとなり、その後から腰が痛くなり、かがむことができないほどの痛みでしたが、お尻の筋膜を調整することで痛むこと無くかがむことができるようになり、喜んでおられました。
お尻は脚とつながっている

筋膜のつながり イメージ
お尻の筋膜を調整することで腰痛解消することが多いです。
その理由は、画像のように体は筋膜を通して全体がつながっており、特にお尻と腰の繋がりは隣同士で繋がりが強いからです。
そのため、お尻の筋膜の調整は腰痛に対してはとても効果的な場合が多いのです。
足首の捻挫やヒザのケガが大きく影響する

足首の捻挫やヒザのケガが大きく影響する
お尻の筋膜と同様に、足首やヒザの筋膜も腰痛に影響することが多く見られます。
特に足首の捻挫やヒザのケガなどが影響することが多いのです。
ケガをすると炎症という反応が起こります。これはケガを治すために必要な反応ですが、その治る最中に筋膜がかたくなっていきます。さらに、ギプスやシーネ、サポーターなどで固定をする期間が長くなると筋膜はよりかたさを増し、腰痛やヒザの痛み等が何年も後に引き起こされることになります。
このかたさは筋膜調整などの施術で処置していないと、20年以上前の捻挫が腰痛の原因となることも少なくありません。
レントゲンやMRIには写らない

レントゲンやMRIには写らない
腰痛の80〜90%は原因不明とも言われておりますが、それは筋膜の影響を見過ごされていることが影響していると考えています。
腰痛で病院やクリニックを受診すると、多くの場合はレントゲンやMRIを撮影します。
筋膜のかたさはレントゲンやMRI画像では判断できません。
また、画像の撮影は症状のある箇所のみしか行われませんので、お尻やヒザ、足首が影響するという考えを持っていない事がほとんどなので、原因を特定することが困難となります。
もちろん、転んで骨折するとレントゲンには写りますが、慢性的な腰痛の場合は、原因が腰ではなく、腰から離れたところにあることがほとんどです。
まとめ
立ちっぱなしの仕事や家事をされている方で腰痛になる場合は、
①お尻の筋膜がかたくなっている
②足首の捻挫やヒザをケガしたことがある
③レントゲンやMRIには写らないので原因不明となる場合が多い
といった特徴があります。
筋膜の調整はセルフケアとして行う事もできないことはないのですが、どの部分の筋膜がかたくなっているのか、セルフケアをするにしてもどのように行えばよいのかが一人ひとり状況が異なるため、筋膜の調整ができるセラピストにご相談ください。