足の親指の痛みはスネの筋膜が原因だった!?

立ちっぱなしや歩きっぱなし、または車の長時間の運転による足の痛みに悩まされてはいませんか?
痛みの原因は痛みを感じている箇所ではなく、痛みを感じている箇所から少し離れたところに原因が隠れています。筋膜は全身がボディースーツのように繋がっているため、痛みを感じている箇所以外にも原因があります。
今回は毎日の長時間の運転中、アクセルを調整する際に足の親指に痛みがある方、スネの筋膜を調整すると痛みが消えてしまいました。
足の親指とスネの筋膜の繋がり

親指の痛みと筋膜の繋がり
画像のように親指とスネが筋膜で繋がっています。
痛みがあると、その痛みを感じている箇所がに意識がいき、そこに何かしらの原因があるかと考えがちですが、痛みを感じているところから少し離れた箇所に原因が隠れている事がほとんどです。
これは親指の痛みに限らず、頭痛や腰痛、ヒザの痛みも同様です。
車の運転との関係

アクセル操作
車を運転される方はわかるかと思いますが、アクセルを調整する際には足首の上げ下げで調整します。
もう少し厳密に言うと、足首だけを動かすのではなく、調整をする際には足の指も同時に動かしているため、足首だけに負担がかかるのではなく、足の指にも負担がかかります。
微妙な調整をしている時には特に足の指を主に使います。
車の運転は思っているよりも体の負担は大きい

車の運転
車の運転は、一見すると座っていて足を少し動かすだけですが、筋肉の動きを細かく微調整することが多いので、負担も少なくありません。
また座っているという事は、立っているよりも腰椎椎間板(背骨のクッション)にかかる負担は大きくなるため、実際には負荷の大きな行為になります。
そのため、車から降りる際に腰痛が出たり、ヒザが痛いなどの症状につなっているケースは少なくありません。
車の運転に限らず、デスクワークをされる方は注意が必要です。
デスクワークによる腰痛でお悩みの方はこちらもご覧ください。
まとめ
①足の指の痛みも筋膜が影響している
②痛みの原因となる筋膜は少し離れた箇所にある
③車の運転は足首や足の指の負担が大きい
④座る行為は腰にかかる負担が大きい
車の運転やデスクワーク等は、一見ラクそうに見えるものですが、実際に細かく見ていくと体には大きな負担をかけています。
また、当サロンが専門的に見させていただいている慢性頭痛の方の大半がデスクワーカーです。
デスクワークや長時間の運転等で痛みや不調を感じている際は、体への負担が大きくなっている可能性が考えられます。
痛みや不調は早めに対処すれば、早く解消されます。
放っておくと時間がかかるだけではなく、より複雑になるためなかなか解消されにくくなります。
何事も早めの対策が必要です。
足の痛みや頭痛など、痛みや不調でお困りの方のちからに慣れますのです、お悩みの方はお早めにご相談ください。