デスクワークで股関節が痛くなる?痛みであぐらがかけない

頭痛だけではなく、股関節の痛みもお受けしております、沖縄県糸満市の頭痛専門サロン、まごころぎふと、理学療法士・分子栄養学栄養カウンセラーのIPPEIです!
デスクワークをしていて、脚の付け根(股関節)に痛みを感じたり、太ももにシビレやだるさなどを感じたりはしないでしょうか?
もしくは、痛くてあぐらがかけない等の動かす際に痛みを感じないでしょうか?
デスクワークに関する記事は何度か書いてきましたが、時々脚の付け根(股関節)に痛みのある方がいます。
その多くは片方のみに痛みを感じている場合が多く、その原因が姿勢にあったり、何年も前のケガの後遺症であったり、人それぞれ要因が異なります。
また、痛みを感じているところとは離れたところに原因があることも多いので、痛みの原因を見つけられないことに方も多いように感じます。
脚の付け根(股関節)とは?
股関節は、太ももの骨の上にある骨頭(こっとう)と呼ばれる丸い部分が、骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)と呼ばれるソケットにはまり込むような形になっています。通常の股関節では、寛骨臼が骨頭を包み込んでおり、これで関節を安定させています。股関節が安定し、更に周辺の筋肉と協調することで、私たちは、脚を前後左右に自在に動かすことができます。股関節周囲にはとても筋肉が多く複雑に機能しております。
年齢を重ねると骨頭がゴツゴツしてきたり、寛骨臼にトゲが出てきたりといった変形をしていきます。
そのため、股関節の痛みで整形外科に行くとレントゲンを撮影します。
変形があれば『変形性股関節症』などと診断される事があり、その変形が強いと手術を勧められる場合もあります。
大きな変形があると痛みとの関連が強くなりやすいですが、少しの変形だと、その変形が痛みとは関係ない事も多くあります。
変形があって痛みを感じるケースは10人中2人とも言われているぐらい、変形が必ずしも痛みに影響しているわけではありません。
実際に変形がある方でも、筋膜の調整やセルフケアのストレッチやマッサージ等で痛みが軽くなったり、消え去ったりするケースは多々あります。
変形があると手術以外ではその変形を治療することはできません。
それに対して筋膜の調整等の手技的な施しは変形を治すことはできませんが、痛みを軽くしたり消し去ることができる事実があります。
このような事実があるため、必ずしも変形が痛みを起こしているとは言えないのです。
これは股関節に限らず、ヒザや腰でも同じです。
脚の付け根(股関節)の痛みは、どんな痛み?
・時間が経つにつれて痛みが増す
・時間が経つにつれてダルくなる
・脚を開くと痛い
・あぐらがかくと痛くなる。痛くてあぐらがかけない
痛みだけではなくダルさを感じたりする方もいます。
痛みやダルさの原因は?
原因は人それぞれなので、一つの方法が百人全員に効果が出ることはありません。
その中でも多いのが、何年も前のケガですね。
例えば、20年以上前に部活で足首の捻挫をした、ヒザのケガをした等が特に多いです。
そんなに大昔のケガが影響するの?と思われるかもしれませんが、筋膜は全身がボディースーツのように繋がっており、どこかに動きの悪い部分(ケガや使い過ぎによって)があればそれをキッカケに一定の方向性を持って悪い部分が広がっていきます。
今回の例ではヒザの痛みが数年前からあり、足首の関節が緩くなっていました。※本人さんがケガの記憶がない場合も多いので、結局は触って確認するのが最重要です。
痛みの解決策は?
今回の事例では、太もものかたさと足の小指の周りの筋膜が大きな原因でした。
特にケガの覚えはないとのことでしたが、現在のデスクワークの仕事に就く前は立ちっぱなしのお仕事をされていたようです。※立ちっぱなしのお仕事をされていると、下半身の負担が大きくなり、今回のような脚の付け根(股関節)や腰の痛みの原因になることが多くあります。
太もものかたさと動きの悪さを確認してから筋膜の調整を行います。
調整中はやや痛みますが、元々感じている脚の付け根の痛みはほとんど消え去りました。
そのため、痛くてできなかったあぐらをかく動きが痛み無くできるようになりました。
おわりに
『痛み』というのは結果です。
結果があるという事は、必ず『原因』があります。
『原因』を見つけずにそのば限りの対処を繰り返しても、良くなるどころか症状が悪くなるばかりです。
長期間の痛みに悩まされている方は、原因が見つけられていないだけかもしれません。
お困りの場合は、一度当サロン『まごころぎふと』の施術や栄養カウンセリングを受けていただけるとお役に立てると思います。
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