頭痛解消のための19の知識

頭痛解消 爽やかな朝

1.【《疫学》と《関係する筋肉》について】

頭痛を抱える方はとても多いのではないでしょうか?

頭痛の女性

 

日本では3〜4人に1人が頭痛を抱えていると言われています。

僕の身の回りにも多くいらっしゃいます。

長期にわたっている方は頭痛薬が手放せない方も

いらっしゃるのではないでしょうか?

その中でも

・『緊張型頭痛』

・『偏頭痛』

が最も多いとされています。

 

長期間頭痛を持たれている方はMRIやCT等、脳の画像検査を

行った方も少なくありません。

 

画像上で異常所見が見つからなかった場合のほとんどが

『緊張型頭痛』『偏頭痛』と言われております。

頭蓋骨の内側(脳)の異常ではなく、

頭蓋骨の外側、つまり頭や首の筋肉が大きく影響しております。

 

その二つに共通するのが、

『首のコリ』

 

頭板状筋頸板状筋と言われる筋肉です。

それ以外にも、僧帽筋や肩甲挙筋等の筋肉も影響しております。

頭痛に関係する筋肉

 

自覚症状の有無に関わらず、

ほとんどの方が首の筋肉の硬さがあります。

硬い部分を指で押してみると痛みを感じます。

 

 

2.【《頭痛の原因》その1】

 

ある意味、対処法よりも重要です。

そもそも、何で頭痛が無くならないのでしょうか?

ずつ

 

頭痛持ちの方の多くは原因を考える前に

お薬に頼っておられる方が多くいらっしゃいます。

お薬を使うと症状は一時的に抑えられます。

 

そのため、

頭が痛い

↓↓↓

お薬を飲む

↓↓↓

症状が一時的に消える

↓↓↓

症状がないから考えるキッカケを失う

↓↓↓

頭が痛い

 

という流れが作られてしまいます。

 

お薬を使う事を否定するわけではありません。

お薬によって助けられている事があるのも事実です。

 

ですが、長期的に使い続ける事によって

影響を受けるのも事実です。

 

頭痛のガイドラインにも『薬物乱用性頭痛』

といわれるものがあります。

 

使い続ける事で筋肉への血流が悪くなり、

筋肉は硬くなりやすくなります。

 

血流が悪くなるという事は

酸素不足となり痛みを感じる物質が発生します。

 

それにより交感神経が刺激されるという悪循環に陥ります。

自分自身の症状については考えない方が多くいらっしゃいます。

 

ただ、考えるためにもその材料(知識)が無いと考えも浮かびません。

 

 

3.【《頭痛の原因》について その2】

 

頭痛を日常生活における姿勢等の観点からお伝えさせていただきます。

 

まず、普段からパソコンやスマホ・タブレット等はお使いになりますでしょうか?

 

座っている状態で使用していると仮定して、

やや下を向く状態で使用されていませんか?

 

スマホs

 

それと同時に同じ姿勢を20〜30分は使い続けてはいませんか?

 

人間の身体は動き続ける事で状態を保っているため、

15分程同じ姿勢のままでいると筋肉が硬くなります

 

僕がこうやって文章を作っている時はこまめに姿勢を変えたり、

ストレッチをしているので、

カフェでパソコン作業していると異様な人に見えます(笑)

 

パソコンやスマホ等を使う際の姿勢は、

1の【『疫学』と『関係する筋肉』】で、

頭・頸板状筋(首の後ろ側の筋肉)等の筋肉を使います。

 

試してみると分かりますが、

首の後ろの筋肉が下を向いた状態と上を向いた状態では

硬さが違うのがわかるかと思います。

 

これが長時間続くと徐々に疲労感が溜まり血流も滞り筋肉は硬くなっていきます。

 

『徐々に』硬くなるので、気づかないうちにそれに慣れてきます。

気づいた時にはだいぶコリ固まった状態の方がほとんどです。

 

疲労感が溜まった状態なので、

そのような方は施術中に寝てしまう方も多くいらっしゃいます。

施術を受けて、そこで初めて自覚されます。

 

 

4.【頭痛の対処法 その1】

①首の筋肉(頭板状筋、頸板状筋)をほぐす

筋肉のコリによる頭痛の場合は『頭板状筋』と『頸板状筋』が関わります。

肩甲骨あたりまである長い筋肉で、

この部分を押して痛い場合はその筋肉が原因になる事が多々あります。

もみほぐす際の力加減は「痛いけど気持ち良い」、通称『イタキモ』が良いですよ。

首 頭痛ケア

②頭の筋肉をほぐす(側頭筋)

こめかみと耳の間に『側頭筋』という筋肉があります。

側頭筋 頭痛

 

噛む時に筋肉が働くので、

触りながら噛む動きをすると筋肉が硬くなったり緩んだりするのがわかるかと思います。

強さは『イタキモ(痛いけど気持ちいい)』です。

 

※この部分に頭痛がよく起きる方は、

無意識に歯を食いしばっていたり、

歯ぎしりが多い等があります。

 

通常、上と下の歯の間は2mm程の隙間があります。

無意識に歯をくいしばることが多く、

その場合は強いストレスを受けている場合が多く見られます。

 

歯ぎしりがあるかどうかを一緒に寝ている方に確認すると良いかと思います。

 

ストレスを回避する、

もしくはストレスに対抗できるだけの栄養を摂る等の対策が必要です。
※ストレスを感じることでたんぱく質やビタミンCが多く消費されます。その結果、栄養失調になる事もあります。

 

5.【頭痛の対処法 その2】

①温める(ホットタオルやホットパックを使用)

血流が滞るのはお薬の影響や姿勢の影響もありますが、冷えからくる場合もあります。

それに対して、ホットタオル等で温めるのは効果的です。

冬場はネックウォーマーやマフラー等で保温するのも良いですね。

頭痛対策にホットパック

 

 

②入浴時(シャンプー時)に頭皮をもみほぐす

入浴中はお湯によって体全体が温められており、

頭皮や頭の筋肉も柔らかくなりやすいです。

その際に頭皮全体を優しくもみほぐすのもgoodです。

特に頭頂部(頭のテッペン)は効果的な場合が多いです。

頭痛にシャンプーマッサージ

 

 

③テニスボールほぐし

2個のテニスボールをテープ等(靴下でもOK)を使い、

2個がくっついた状態を作ります。

それを枕のように首と頭の境目に置いて寝ます。

一人でもとても楽にできる方法なので、かなりオススメです。

頭痛にテニスボールマッサージ

 

 

 

これまでの内容はいかがでしたでしょうか?

 

ここでご紹介させていただいた頭痛の《対処法》はいわゆるセルフケアです。

 

頭痛を持たれている方は、まずはご自身で実践されてみてください。

 

実践してもなかなか頭痛に変化が見られない場合は、

①頭痛の原因が頭部とはかけ離れた場所にある(手首や足首等)

②食事・栄養の乱れによる影響

が考えられます。

 

このような場合の対処法は人それぞれ違うので、

個別での介入が必要になります。

 

 

6.【《自律神経》について】

 

自律神経とは、

『交感神経』『副交感神経』からなり、

呼吸・循環・消化など、生命維持に欠かせません。

 

『交感神経』

緊張している時、ストレスを感じている時、睡眠不足などの時に優位になります。

頭痛と交感神経

 

『副交感神経』

眠っている時、休息時、気持ちが落ち着いている時などに優位になります。

気圧の変化や湿度の変化で交感神経が緊張します。

それに伴い

 

アドレナリンが生成

↓↓↓

血管収縮

↓↓↓

血行不良

↓↓↓

筋肉の緊張

↓↓↓

頭痛

 

といった流れが考えられております。

 

不眠も交感神経が過剰に働き、頭痛につながります

慢性的に頭痛がある方は、

痛みがない時も交感神経優位となっている傾向にありますが、

この原因はどこにあるのでしょうか?

 

前の方でも紹介した首の後ろの筋肉(頭板状筋・頸板状筋、頭半棘筋、僧帽筋等)の緊張(硬さ)自体が交感神経を優位にしています。

 

首や肩を揉みほぐした後は体が軽くなり、リラックスしませんか?

頭痛と副交感神経

これは首の筋肉が緩む事で脳の活動が交感神経優位→副交感神経優位へ移行した際の反応です。

 

前出の対処法をリラックス目的で行うのもOKです。

 

 

7.【《栄養》の観点から低血糖について】

 

自律神経は常に変動しております。

 

実は毎日、何度もこの自律神経に最も影響を与えているものがあります。

 

それが『血糖』です。

●朝起きられない

●夜眠れない、

●夕方になると頭痛がする

等の症状はありませんか?

頭痛と低血糖

これは血糖の変動によるものの可能性があります。

血糖の変動が頭痛と関係することを示す例です。

 

①低血糖タイプ(緊張型頭痛の人に多い)

食後4〜5時間後に血糖の下がりが維持できない人に多い。交感神経は緊張状態で、アドレナリンの作用により血管収縮が起こり、首の後ろの筋肉が硬くなり、頭痛が誘発されます。

 

②インスリン過剰タイプ(片頭痛の人に多い)

糖に過敏な状態の方で、甘いものを摂取したり、過食したりする人で、食後それほど時間が経たないうちに頭痛が起こります。頭痛がある人は血糖が高い傾向にあるという研究報告もあります。片頭痛の人は、血糖を下げる唯一のホルモンであるインスリンの分泌が優位に高いともいわれています。インスリンの分泌によって急激な血管の拡張が起こるため片頭痛を引き起こすと考えられています。この場合も首の後ろの筋肉が硬くなっております。

 

 

8.【低血糖の観点から(ある意味、最重要)】

 

そもそも、なぜ低血糖が起こるのでしょうか?

 

頭痛低血糖に限らず、その他の病気に関しても、

「なぜ病気になるの?その原因は?」という考えに至らない人が多いように感じます。

 

思考に至らないというよりも、

小さな頃からの『病院・お医者さん任せ』の体質が思考を奪っているとも考えられます。

 

話は逸れてしまいましたが、

低血糖については様々な要因があると言われておりますが、

特に多く言われており、重要なのが

『糖質の過剰摂取』

です。頭痛と糖質の関係

※糖質は、砂糖等の甘いもの、お菓子、ジュース、炭水化物に多く含まれています。

 

経験上、普段からパンやお菓子やジュースを口にしたり、

調味料に砂糖やみりんを使う事が多い方に症状が出やすい印象。

 

糖質過剰摂取

↓↓↓

血糖値の急上昇

↓↓↓

インスリン大量分泌

 

という流れになり、逆に血糖値は下がりすぎてしまいます。

 

下がりすぎた血糖値を戻すために、

グルカゴン、アドレナリン、糖質コルチコイド、成長ホルモン、チロキシンなどの

ホルモンを分泌させ血糖値を高めます。

 

しかし、これらのホルモンは

血糖値を高めるだけではなく

血圧や心拍数の上昇、体温の上昇、発汗、緊張感や不安感を引き起こします。

 

これが低血糖症が様々な症状を持つ所以です。

最近巷で言われている『糖質制限』は一過性のブームではなく、

人間の食性に合ったものです。

なので、30年前から言われている事が今でも色褪せないのです。

※実際に、食生活を改めるだけで頭痛を克服された方もいます。

 

 

9.【ストレス】

 

頭痛とストレス

 

低血糖症では、

血糖を維持するための〝最後の砦〟として、

副腎皮質から分泌されるコルチゾールがあります。

低血糖やストレス時にも分泌されるホルモンで、

これが続くと副腎自体が疲弊してしまい

コルチゾールの生成が低下してしまうことがあります。

これが副腎疲労です。

 

食事摂取後4時間ほどでグリコーゲンが枯渇し、

その後タンパク質や乳酸、

脂肪などを分解して糖新生で血糖を維持するのですが、

タンパク質不足やビタミンB群の不足がある場合は血糖維持が難しくなり

コルチゾールの分泌が頼みの綱ですが、

副腎疲労のある人は血糖維持が難しくなります。

 

現代人でたんぱく質が満たされている人はほぼいないとも言われております。

 

昔は獣に遭遇した時がストレスとされていました。

現在は『獣=社会における人間関係』で、

毎日が獣に遭遇しているとも言われています。

これは副腎が頑張り続けていて、

結果的に副腎疲労を招くとも考えられています。

 

頭痛はそれ自体も問題ですが、紐解くと様々な事が見えてきます。

頭痛に悩まされている方で、

糖質に偏った食生活で低血糖の症状があり、

ストレスを受け続けている方は、

日常を振り返ると解決のヒントが見つかるかもしれませんね。

 

 

10.【鉄欠乏】

 

首の筋肉のかたさをもたらす要因は低血糖以外に

『鉄欠乏』

があります。

頭痛と貧血

 

よく知られているのが『鉄欠乏性貧血』で、

日本人の17〜49歳の女性のうち(生理がある女性)、

潜在性鉄欠乏症を含めると6割以上(9割との声も…)が

鉄欠乏性貧血

であるといわれています。

※アメリカやヨーロッパでは小麦に鉄が添加されており、鉄分の摂取量は日本人の倍近くともいわれています。そのため鉄欠乏ではなく『鉄過剰』を懸念されます。

 

鉄は身体機能、生命の維持において、非常に重要で不可欠なミネラルです。

女性に頭痛や肩こりが多いのは、

この鉄欠乏性貧血も大きく影響しております。

 

鉄分はたんぱく質やビタミンCとともにコラーゲンの合成にも関係します。

骨や皮膚、爪、粘膜の状態にもかかわっています。

 

女性との会話でよく耳にするのが

「お肌のためにビタミンCだけは摂っています」と話す女性はよくいらっしゃいます。

 

残念ながら、ビタミンCだけではコラーゲンを合成できません。

ビタミンCと同時にたんぱく質と鉄分が必要になります。

 

このように、

鉄欠乏は頭痛だけでなく、

●肌荒れ

●爪がやわらかく割れやすい

●疲れやすい

●疲れが抜けない

頭痛と鉄欠乏と爪

 

等の身体症状だけではなく、

●イライラ

●落ち込み

等といった精神面にも、気づかないところで影響を及ぼし、

不定愁訴や慢性的な体調不良を引き起こしている可能性が高いのです。

 

貧血があるかどうかは医療機関での血液検査で確認します。

その際にヘモグロビンが指標になりますが、

それだけでは見逃されるケースが多いともいわれております。

そこで必要なのが

『フェリチン』

と呼ばれる貯蔵鉄の検査です。

 

このストックとしての貯蔵鉄が非常に重要な鉄欠乏の指標となります。

フェリチンの基準値は測定する施設によって多少の違いはありますが、

男性:20〜250 ng/ml

女性:10~160 ng/ml

80ng/ml以下となる軽度の潜在性鉄欠乏症の状態では

何らかの不調が見られる事が多いと言われております。

 

最近では、

黄色信号:50 ng/ml 以下

赤信号:20 ng/ml 以下

とも言われております。

※体内に炎症がある場合はフェリチン値が高くなりますので、見極めが必要になります。

 

 

11.【鉄の重要性】

 

鉄が重要な理由は

『エネルギーの生成』です。

鉄不足は頭痛に影響する

生体活動に必要なエネルギー源であるATPは、

食事を通して得られた

『糖質』、『たんぱく質』、『脂質』を消化・吸収したあと、

その分子からミトコンドリア内でエネルギーを作る際に働いています。

 

つまり、鉄がないと体に必要なエネルギー(ATP)をつくることができないのです。

免疫力ともかかわっており、

鉄欠乏により白血球の細菌に対する殺菌機能の低下が見られることもわかっています。

 

また、美肌を作るのに欠かせないといわれるコラーゲンは、

実は鉄とたんぱく質とビタミンCから合成されます。

 

鉄は骨や皮膚、爪、粘膜などを作る材料でもあります。

そのため鉄欠乏により骨質の低下や肌荒れ、胃や腸の粘膜障害が起こってきます。

※爪が柔らかかったり、爪を切るときにパッチンと音がしない方は鉄欠乏の可能性があります。

 

鉄欠乏があると、

ドーパミンセロトニンといった脳内神経伝達物質の合成量が減ってしまい、

その結果、うつやパニック障害、不眠症を引き起こす可能性があるのです。

 

このように、鉄欠乏があると、

私たちの身体機能にさまざまな悪影響を与えることになります。

現代の日本人女性は特に鉄は重要視していただきたい栄養素の1つです。

サロンに来られる方(慢性の頭痛持ち)は鉄不足の症状がある方がほとんどです。

 

 

12.【鉄欠乏と頭痛の関係】

 

頭痛と鉄欠乏

 

鉄欠乏性貧血の人は、

慢性的にさまざまな組織への酸素の供給が不足している状態です。

 

鉄不足が起こると、

ブドウ糖や脂肪酸を代謝して得られるはずの十分なエネルギーを生成することができず、

エネルギー不足となります。

 

このエネルギー生成の過程ではビタミンB群や鉄、マ

グネシウム等のミネラルが必要になります。

 

これらのビタミンやミネラルが不足すると

エネルギーが生成できず、首の筋肉の疲れやかたさにつながります。

 

酸素不足を補うために交感神経が刺激され、

心拍数を増加させ、

相対的に血液の循環量を増やすことで、

酸素の供給を維持しようとします。

交感神経が優位な状態では、

アドレナリンやノルアドレナリンが増加し、

末梢神経の収縮や血行障害をもたらします。

これもまた首の筋肉の緊張を引き起こしてしまうのです。

 

鉄欠乏があると寒さに対して敏感になることも指摘されています。

これは鉄欠乏によって甲状腺機能にも影響を及ぼし、

体温調節がうまくいかないためと考えられます。

体温が下がると、血流障害は悪化します。

 

このようにして、

鉄欠乏はさまざまな形で自律神経に影響を及ぼし、

首の筋肉の緊張を高め、頭痛を引き起こす要因となっているのです。

 

 

13.【なぜ鉄欠乏が起こるのか?】

 

なぜ、鉄欠乏が起こってしまうのでしょうか?

鉄不足が頭痛に繋がるのはなぜ?

 

食事を通して得られる鉄は1日約10mgと言われていますが、

すべてが吸収されるわけではなく、約10%(1mg)程度です。

 

便や尿、汗、皮膚や粘膜の細胞が剥がれ落ちることにより

1日で約1mgが排泄されるため、

通常は鉄の吸収と排泄は均衡を保っている状態です。

 

しかし、毎月月経がある女性の場合、

出血による鉄の喪失を考慮する必要があります。

 

一般的に1回の平均月経量は約60mlとされ、

これにより失われる鉄の量は約30mgに相当します。

 

これは便や尿等の排泄される分と合わせると1日に約2mgが失われる計算です。

1日に吸収されるのが1mgを考えると、毎日マイナス1mgとなり、常に不足している状態です。

 

また、妊娠や出産によって大量の鉄が喪失します。

特に妊娠中期〜後期にかけては鉄の必要量は1日3〜3,5mgにもなります。

さらに、出産後は赤ちゃんに母乳を与えるため、1日0,5〜1mgの鉄が失われます。

 

これらの要因により女性に鉄欠乏性貧血が多い理由です。

サロンでお客様をみていると、鉄の喪失、鉄の重要性を理解している方は皆無です。

また、レバー嫌いも多く、調理が面倒等の理由で結果的に食べない方がほとんどです。

 

現代の日本では、

医療関係者の中でも鉄に関する理解を持たれている方は少ない印象を受けます。

 

医療機関だけではなく、

教育機関やメディアでももっと多く発信して理解できる人を増やしていく必要があると思います。

 

 

14【子どもの頭痛 その1】

 

子どもの頭痛にも首こり

子供の頭痛

日本での子どもの頭痛の統計では、

中学生の片頭痛の有病率は男子で3,3%、女子で6,5%。

 

高校生の片頭痛は男子13,7%、女子17,5%、

 

緊張型頭痛は男子23%、女子30,6%と緊張型頭痛の割合が増えております。

 

片頭痛に関しては片側の頭痛というよりは両側性が多いといわれています。

 

なお、子どもの場合、成長に伴い体の変化が著しいため、

症状が不定であることがしばしばあります。

 

片頭痛や緊張型頭痛などの一次性頭痛は器質的な異常所見がないことが前提です。

 

しかし、稀に頭のなかに器質的な異常所見が隠れていることがあるため、

頭痛が頻繁にあり、

なかなか改善しない場合、

もし一度も頭蓋内の検査をしていないのであれば、

確認という意味で医療機関での検査をお勧めします。

 

 

15.【子どもの頭痛 その2】

 

幼少期はグリコーゲンの蓄積不良、

未熟な糖新生機能、

脂肪酸利用(ケトン体利用)の低下などが基礎になり、

低血糖、エネルギー不足に陥りやすい状態であると考えられております。

 

過食など偏った食事(糖質過多)であったり、お菓子ばかり食べていたり、

またはあまり食事を摂取しなかったりすることで、

低血糖が起きているとも考えられます。

お菓子と頭痛

 

片頭痛関連の病態には

食事由来の低血糖および低血糖に伴う自律神経の緊張が

深く関わっていると考えられます。

子どもの頭痛の原因は何でしょうか?

 

外的要因:昔に比べパソコン、ゲーム、スマホ等を使用する機会が増えた。

内的要因:鉄欠乏が多く見られます。

 

生後6ヶ月から2歳くらいまでの間に、

お母さんからもらってきた鉄を使い果たしてしまいます。

 

そのため、さらに十分な鉄の補充が必要です。鉄はとても重要です。

 

頭痛の子どもの血液検査をすると、

鉄欠乏性貧血が多く、

またヘモグロビン値が基準値の下限ギリギリだと

フェリチンはとても低い状態である事も多いと言われています。

 

成長のために鉄が使われるのに対して、

補充が追いつかないために頭痛が起きていると考えられます。

最近では子どもが頭痛を訴えるケースがよくみられます。

それに対して市販の痛み止めで対処しているケースが少なくありません。

 

子どもを救えるのは親だけです。

お医者様に頼りっぱなしになるのではなく、

親自らが学び子どもの成長・発達につなげてほしいものです。

 

 

16.【自分の体は自分で守る】

 

長期に渡って頭痛に悩まされてきた人は、

「良い医師に出会えれば」、

「良い薬を使えば」

頭痛が治ると期待されるかもしれません。

 

しかし、頭痛を良くしたり予防も含め、自分の体をケアできるのは自分だけです。

 

また、薬は症状を抑えることはできても、

痛みの原因をなくしているわけではありません。

 

慢性痛の状態というのは、

毎日の生活の積み重ねの結果ですから、

やはりその状態から変えていく必要があります。

 

そのためには、

『食生活を含めた生活習慣全体を見直していく』

ことが大切です。

 

慢性頭痛の根本原因には、

ゲームやスマートフォンを長時間使用する事で頭を支えている首への負担が増大し、

首の筋肉の筋緊張を増幅することがあります。

スマホ首が頭痛に

 

それを助長させてしまうのは、

栄養的に見れば、

 

低血糖、鉄欠乏

↓↓↓

自律神経の乱れ

↓↓↓

血流低下による首こりが悪化

↓↓↓

慢性頭痛の発生

 

というメカニズムで捉えることができます。

 

“根本原因”がわかれば、

そこにアプローチすることで根本的な改善を目指すことが可能ですし、

人に頼る事なく自分自身の行動を変える事でできます。

 

 

17.【生活週間のポイント】

 

最近では長時間座位と肥満、心臓病、糖尿病、がんの発症との

関連性が指摘されるようになりました。

座る太る頭痛

 

長時間の座位姿勢は後頸部や腰の筋肉を硬くする大きな要因です。

 

同じ姿勢を15分続けると体は固まるとも言われております。

パソコンやスマートフォンを長時間使う方は心当たりあるのではないでしょうか?

 

また、長時間座位は食後血糖の上昇にも影響します。

 

それらの事から、長時間の座位をとることで首の筋肉を硬くし、

さらに食後血糖が上昇し交感神経の緊張を高まったことによる2つの要因で

首の筋肉の硬さを強くするという悪循環になります。

 

対策として、

15分に一度は席を離れストレッチなどで身体を動かすのが効果的です。

30秒程度のストレッチで良いです。

 

意識しづらい方には15分間隔でアラームを設定しておくのもgood。

 

現代はパソコンやスマホの使用便度増えた事により、

頭痛、首コリや肩コリに悩まされる方が増えております。

 

僕自身もこの文章を作ったり、

セミナー関連の資料作成時にもパソコンを使います。

 

数時間かかる事も多々あるため、長時間同じ姿勢をとらないように意識しております。

 

頭痛を起こす要因は日常にあるので、

自分自身の行動を見つめ直すと気づきがあると思います。

 

現代人は忙し過ぎて自分の体の事には目を向けている方が少ないように感じます。

 

 

18.【マグネシウム】

 

頭痛に関連する栄養素(ミネラル)の一つと言われる『マグネシウム』について。

マグネシウムと頭痛の関係

 

片頭痛時の脳内マグネシウム濃度が低いことから

その不足が一因と考えられるようになりました。

 

片頭痛は特に女性に多く、男性の3〜5倍も多いとされています。

 

マグネシウムが減ると、セロトニンが放出され、

必要以上に血管が収縮されるので

周囲の神経が刺激されて頭痛を引き起こすと考えられております。

 

また、マグネシウムはストレスによっても消費され、

不足するとカルシウムの動きが乱れ、

脱力感やイライラや不安感などが引き起こされます。

 

マグネシウムとカルシウムには、

神経の興奮を鎮める作用があって、

穏やかな精神状態を維持するよう働いてくれることから

『抗ストレスミネラル』と呼ばれます。

 

また、余談ではありますが、

糖質制限をされていて肉食中心になると

マグネシウムの消費が多くなり、

便秘になる方もいらっしゃいます。

 

ただ、糖質制限、

特にMEC食(Meet 肉・Egg 卵・Cheese チーズ)は現代の人に多く見られる、

高糖質+低タンパク質の食生活を送っている方々の栄養補給としては、

とても効果的だと思われます。

 

サロンではMEC食をそのまま推奨する事はありませんが、

その人それぞれに合わせた糖質制限をお客様が実行される事で、

慢性頭痛に好影響を与えられております。

 

中には、施術はせずに食事・栄養指導のみで偏頭痛が無くなるケースもあります。

このようなケースを日々見させていただいていると、

食事・栄養の重要性

を感じます。

 

 

19.【糖質制限について】

『糖質制限』という言葉を見ただけで

拒否反応を示す方もいらっしゃるかもしれませんが、

頭痛解消

だけではなく、

ダイエットや様々な不調の改善のためにもとても大切な事なのでお伝えします。

糖質制限で頭痛解消

 

頭痛は日本人では3〜4人に1人は頭痛持ちと言われております。

僕が見させていただいている方のほとんどが

20代〜50代の方になります。

 

ほとんどの方に、

『コメ』、『メン』、『パン』等の炭水化物(糖質)摂取量が多い

共通点があります。

 

その中でも特に『パン』の摂取が多いのが特徴です。

 

パンの製造過程を知っていますでしょうか?

発酵のために砂糖が必要になります。

 

パンに限らず、お菓子やパックされている漬物などの

原材料を見て見てくださいね。

 

『炭水化物』や『糖質』と書かれております。

また、成分表を見ると『炭水化物』や『糖質』の

比率が極端に多く含まれていたりします。

 

知らずに砂糖を食べているケースはたくさんありますので、

原材料や成分表を見る意識を持てると良いですね。

 

普段の食事(特に朝食)から

パンを食べるという習慣になっている方は、

同時に砂糖も食べているという事になります。

※ちなみに、食パン1枚を角砂糖に換算すると7〜9個分になると言われています。

 

身体を構成する上で必要な糖質量はわずか1%です。

角砂糖に換算すると1個分です。

 

砂糖は50%はブドウ糖、残りの50%が果糖になります。

以前も触れましたが、頭痛には低血糖タイプとインスリン過剰タイプがあります。

どちらも糖質(特に砂糖)の摂りすぎで起こります。

 

砂糖の弊害を知らないがために

慢性頭痛に悩まされている方は非常に多くいらっしゃいます。

 

 

【終わりに】

 

頭痛特集はいかがでしたでしょうか?

慢性の頭痛を持たれている方は

「メッチャ当てはまっている…」

という方は少なくないかと思います。

 

不安になるかもしれませんが、

ここに当てはまるという事は

原因がハッキリしているという事なので、

その当てはまるものを無くしていけばいいだけです。

 

自分で意識して生活を変えられる人もいますが、

「自分1人ではどうしようもない」

「もっと細かく自分の状態を知りたい」

という方はぜひご相談ください。

 

参考・引用書籍

頭痛は「首」から治しなさい (青春新書インテリジェンス)
青山 尚樹
青春出版社
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うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった (光文社新書)
藤川 徳美
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